Thermoacoustic amplification and attenuation of sound waves traveling in a tube with temperature gradients
小松 遼, 琵琶 哲志 （東北大）
komatsu*amsd.mech.tohoku.ac.jp
Abstract:1979年，Cerperleyは正の温度勾配を有する蓄熱器通過後の進行波音波の音響強度が増幅することを理論的に提案した．この提案は熱音響に関する研究が大きく発展する先駆けとなったにも関わらず，実験的には未だに証明されていない．本研究では管内を伝播する進行波音波を用いて蓄熱器流路半径0.340-0.745mm，管内音波周波数3-200Hzの条件で実験を行い，Ceperleyの提案を実証する．また，無次元パラメータωτを用いて，蓄熱器内でのエネルギー変換の大きさが統一的に理解できることを示す．