消しゴムと液体窒素を用いたクライオポンピング損傷に関する考察
A Discussion on Cryopumping Damage by Using Plastic Erasers and Liquid Nitrogen

熊谷 進 (奈良高専);渡邉 誠 (宮城高専)
skumagai*miyagi-ct.ac.jp


Abstract:  クライオポンピング損傷とは、材料内部に浸入した極低温液体が急激な温度上昇等の要因で沸騰し、材料内部で体積膨張して材料に損傷を与える損傷機構である。本研究は、クライオポンピング損傷発現条件のモデル化を目的として、小中学生向けの演示実験として広くおこなわれている液体窒素浸漬による消しゴムの破裂挙動をクライオポンピング損傷の観点から考察したものである。