土肥 大祐 , 塩津 正博 , 白井 康之 , 濱 勝彦 (京大)
shiotsu*pe.energy.kyoto-u.ac.jp
Abstract: 2004年秋の本学会における前報(1,2)では、長方形断面ダクト内面に貼り付けた平板発熱体における強制対流熱伝達を超臨界圧下(2.8 atm)で発熱体長さ、流速、液温を変えて系統的に求め、実験結果を記述する表示式を提示した。この表示式は、熱伝達係数を流速、液温の他に発熱体長さ(L)と等価直径(De)の比(L/De)の関数として記述したが、実験ではダクト内周の約1/4しか加熱していなかった。本研究では、ダクトの対面にも試験発熱体を貼り付け、ダクト内周の約1/2加熱した実験を行って加熱比率の影響を明らかにした。