菊池 章弘 (NIMS);菱沼 良光 (NIFS);飯嶋 安男 , 竹内 孝夫 (NIMS)
kikuchi.akihiro*nims.go.jp
Abstract: In-situ法MgB 2線材の熱処理は、600〜900℃で1時間未満が広く一般的である。MgとBの反応は著しく、他の超電導線材と比較すると断然短時間の熱処理となる。しかし、実際のコイルの熱処理を考えた場合、短時間熱処理は無理がある。今回、In-situ法MgB 2線材の熱処理条件について再考した。Taバリアとともに安定化銅を複合した100m級の単芯線材を作製し、さらに小型のソレノイドコイルも試作した。