小泉 勉 , 高橋 保夫 , 兼子 敦 , 青木 裕治 , 長谷川 隆代 (昭和電線);中西 達尚 , 和泉 輝郎 , 宮田 成紀 , 山田 穣 , 塩原 融 (SRL)
k910576*snt1.swcc.co.jp
Abstract: トリフルオロ酢酸塩を含む有機金属塩塗布熱分解法 (TFA-MOD) による YBCO 線材の長尺作製プロセスにおいて、本焼プロセスにバッチ式焼成炉を用いて長尺化の検討を行っている。金属組成比が「Y:Ba:Cu=1.0:1.5:3.0」の原料溶液を用いて模擬導体による焼成試験を行い、有効炉内においてIc=210〜260A/cm-widthの特性が得られたことを前回報告した。本報では、前回得られた結果を基に長尺線材の焼成条件の最適化を更に進め、200mの長尺テープ線材の焼成試験結果について報告する。