Concept for the Production of Liquid Neon Utilizing the Cold Energy of Liquid Hydrogen Abstract
松永 信之介 （岐阜高専）； 大屋 正義 （関西学院大）； 柳 長門 （NIFS）
Abstract:液化ネオンは 27 K の極低温液体であるため、安価に大量生産できれば高温超伝導機器向け冷媒として有用である。空気から液体窒素等を産業用ガスとして取り出した残りのガスには４割程度のネオンが含まれている。しかし、液化精製には大きな設備と電力が必要である。そこで、液化水素を利用するときの気化潜熱および顕熱を使うことで液化ネオンをほぼ無電力で製造する構想を検討している。