Study on safety distance for liquid hydrogen storage tank
中納 暁洋, 原 知輝, 小山田 賢治, 岸川 義明, 志賀 優多, 柴野 佑太, 佐野 尊, 竹花 立美 (KHK); 土橋 律, 桑名 一徳 (東京理科大)
Abstract:高圧ガス保安法のコンビ則において可燃性ガスの貯蔵設備がとるべき保安距離が定められているが、水素に対し現状では液体が想定されておらず、ガスとして取り扱われているため液化水素貯槽に対し過大な保安距離が求められている。保安距離の算定にはTNT等価モデルが用いられているが、ここではこのモデルに沿って算出した液化水素貯槽に対する保安距離について検討を行った。当日は液化水素貯槽に対する保安距離の考察結果に加え、米国環境保護庁(EPA)及び米国海洋大気庁(NOAA)によって開発されたALOHAを用いて保安距離に関する検討を行った結果を紹介する。