強磁場化に向けた積層QMG ®リングマグネットの補強方法

Reinforcement method of stacked QMG® ring magnets for high field trapping


森田 充, 中林 正史 (日本製鉄)


Abstract:講演内容:卓上NMRでの応用が期待される積層QMG®リングマグネット(マグネットユニット)において、着磁過程での応力集中箇所は端部の内周エッジであることが知られている。今回、端部の内周近傍の応力集中を緩和し、割れを抑制することによって、マグネットユニットの捕捉磁場強度を向上させる補強方法を提案する。具体的には、厚い補強リングを取り付けられた外径が小いQMGリングを補強用リング部材としてマグネットユニットの端部に配置することで、マグネットユニット端部の最大歪を低減した。当日は、実験内容に関し報告する。