KドープBa-122メートル級テープ線材の極低温・磁界下における連続局所Ic評価

Continuous measurement of local critical current in a meter-class K-doped BaFe2As2 tape at cryogenic temperature under magnetic field


呉 澤宇, 木須 隆暢, 東川 甲平 (九大); DONG Chiheng, WANG Dongliang, ZHANG Xianping, MA Yanwei (IEE, CAS)


Abstract:極低温、磁場下のリール式磁気顕微計測によって、メートル級KドープBa-122多芯線材の、4.2 K、外部磁界下のIc長手分布を1 mmの高解像度で連続計測する事に成功した。Icの長手分布は連続であり、最大・最小のIc変化量は±40 %程度であった。また、Icの磁場依存性と場所依存性は独立に振る舞い、磁場依存性は場所によらずほとんどスケールする事から、Icの空間変化の主因は、ソーセージングなどによる等価的なフィラメント断面積の変化によると考えられる。最大Ic領域の特性は、短尺試料の特性とまた、最低Ic領域の特性はコイルIcの特性と磁場依存性を含めて良い一致を示した。すなわち、他の測定との整合性からも本測定の妥当性が確認出来る。
謝辞:本研究は、JSPS二国間交流事業:中国(CAS)との共同研究の支援を得て実施したものである。