Investigation of electrical and thermal characteristics of porous-stabilized REBCO tape for quick recovery of resistive type superconducting fault current limiters
結城 光平, 伊藤 悟, 橋爪 秀利 (東北大)
Abstract:本発表では,異なる電気・熱伝導率を有する材料によりポーラス安定化材を接合した際の超伝導復帰時間を実験的に測定すると共に,沸騰の可視化を行い現象の解明を試みた.その結果,電気絶縁体で熱伝導率が0.27 W/mKと非常に低いエポキシ接着剤を接合に利用することで,超伝導復帰過程においてREBCO線材表面全域の核沸騰が大きく促進され,0.5 s以内の高速復帰が可能であることを実証した.