微生物増殖制御操作による高速磁化活性汚泥法の検討

Investigation of high rate magnetic activated sludge process by microbial growth control operation


直井 裕哉, 酒井 保藏, 荷方 稔之, 小林 拓美 (宇都宮大); SAHA Mihir Lal (Dhaka 大)


Abstract:磁化活性汚泥法は活性汚泥に強磁性体である磁性粉を加えることで汚泥を磁気分離によって分離する生物学的水処理法である。負荷に応じて汚泥の平衡濃度が決まる。従来の活性汚泥法より高負荷で運転できる磁化活性汚泥法を実現するため同じ負荷でも平衡濃度が下がる運転条件を検討した。10%の汚泥を1日10分加熱滅菌することで約2割平衡汚泥濃度が低下した。それにより磁気分離で運転可能な限界負荷が改善されると考えられた。