磁化活性汚泥法の社会実装の試み~食品排水処理パイロットプラント試験における課題と対策

Attempt of Social Implementation of Magnetic Activated Sludge Process-Issues and Countermeasures in Food Wastewater Treatment Pilot Plant


酒井 保藏, 直井 裕哉, 小笹 峻諒, 大島 瑛美, 荷方 稔之 (宇都宮大); サハ ミヒル ラル (Dhaka 大)


Abstract:375m3の曝気槽をもつ食品工場の実プラントを借りて磁化活性汚泥法のフルスケール試験の行なうことを目標に、ベンチスケール試験を1年以上行ない、2020年3月にパイロットプラントを現地に完成させた。ベンチ実験を基に、パイロットプラント試験の課題を探り、解決策を考察する。現在、実プラントは標準負荷を上回る負荷条件にあり、1%/日の余剰汚泥の引抜きが必要なことなどが分かってきた。これらの課題を多方面から検討する。