Ic characteristic of MgB2 superconducting strand against artificial dents with newly developed Nb barrier.
髙橋 雅史, 谷貝 剛, 平 萌人, 高尾 智明 （上智大）； 槙田 康博, 新冨 孝和 （KEK）； 恩地 太紀 （鉄道総研）； 平野 直樹 （NIFS）； 駒込 敏弘, 塚田 謙一, 濱島 高太郎 （前川）； CHOI Jun Hyuk （Sam Dong）； 前田 穂, CHOI Seyong （Kangwon 大）； KIM Jung Ho （Wollongong 大）
Abstract:MgB2線材は臨界温度39Kであるため液体水素冷却可能で、今後発展が期待される水素社会との親和性が良い。これまでの研究で、長尺化に有利なContinuous Tube Forming and FillingによるPIT線材では、大容量導体への加工時にできる凹みによってIcの劣化が確認され、MgB2を覆うNbバリアのクラックが原因と確認された。今回改良されたNbバリアの線材について様々な大きさ凹みを与え、そのIcへの影響を実験的に調査したので報告を行う。