機械学習を活用したKドープBa122多結晶バルクの合成プロセスの検討

Optimization of synthesis processes for K-doped BaFe2As2 polycrystalline bulks using machine learning


德田 進之介, 長谷川 友大, 藤井 陸太, 岡田 雄輝, 石井 秋光, 山中 晃徳 (東京農工大); 嶋田 雄介 (東北大); 波多 聰 (九大); 山本 明保 (東京農工大)


Abstract:鉄系超伝導体の一種であるBaFe2As2(Ba122)は強力磁石等への応用が期待される。前報[1]では、放電プラズマ焼結法(Spark plasma sintering, SPS)で作製した円盤型KドープBa122多結晶バルクの微細組織と超伝導特性について報告した。今回は、機械学習手法の一つであるベイズ最適化を活用してKドープBa122多結晶バルクの合成条件の検討を試みたので報告する。

[1] 德田ら、第99回低温工学・超電導学会研究発表会、3C-p02 (2020)