Production of superconducting magnet for Pilot GAMMA PDX SC
今村 寿郎, 木戸 修一, 古閑 康則, 沖津 茂樹 （日立）； 南 龍太郎, 假屋 強, 坂本 瑞樹 （筑波大）
Abstract:筑波大学プラズマ研究センターでは,核融合原型炉へ向けた研究として,ダイバ－タプラズマ模擬実験を含む境界プラズマ研究の質的向上・高度化のため,高密度・定常運転可能なパイロット装置を建設している。弊社では,その基幹機器となる定格運転磁場1.5Tの超伝導コイルを設計・製造した。本コイルは,室温ボアφ900と比較的大型のコイルであるが,冷媒を必要としない極低温冷凍機1台による伝導冷却方式を採用し,簡便な運用を可能とした。本発表では,製造プロセスにおける種々の試験検査結果(磁場・温度特性等)について報告予定である。