Bench-scale feasibility test for a full-scale magnetic activated sludge process introduced to a food factory wastewater
和久井 結太, 大島 瑛美, 酒井 保藏, 荷方 稔之, 六本木 美紀 (宇都宮大)
Abstract:磁化活性汚泥法(MAS法)は磁気分離を用いて固液分離を行うため省スペース化可能であり、余剰汚泥の引き抜きを必要としない利点がある。本研究では、今年の秋に磁化活性汚泥法の実機検証が予定されている食品工場の実排水を用いてベンチスケール実験装置で現場と同じ条件で水処理試験を行い、実機検証が可能かどうかを確かめることを目的とした。約半年間の検証実験でほぼ余剰汚泥の引き抜きなしで安定した水処理が継続できたため、実機による検証を行う方向で計画が進んでいる。