Evaluation of recovery performance in porous-stabilized REBCO tape depending on indium-joining condition
結城 光平, 伊藤 悟, 橋爪 秀利 (東北大)
Abstract:我々の研究グループでは,限流性能と超伝導復帰性能を同時に向上させるため,ポーラス安定化材付REBCO線材を提案している.本発表では,ポーラス体とREBCO線材を接合するためのインジウムの配置が復帰性能に与える影響を数値解析で評価した.その結果,インジウムを4-5 mm間隔でREBCO線材に接合することで,線材内部の熱輸送により除熱が促進され,銀層のみのREBCO線材に比べおよそ20%程度復帰時間が減少するという結果を得た.