Study of magnetic immunoassay analysis for detection of CRP using magnetic nanoparticles
竹内 駿, 神野 克也, 綱島 健太, 藤元 佳与, 堺 健司, 紀和 利彦 (岡山大); 圓福 敬二 (九大); 塚田 啓二 (岡山大)
Abstract:臨床検査における免疫分析において現在光を用いた分析法が主流であるが,さらなる迅速性,高感度化が求められている.そこで標識マーカーとして磁気ナノ粒子を用いた磁気免疫検査法により前処理なしで液相中での抗原抗体反応を測定する新たな方法について検討をおこなった.SQUIDを用いた交流磁化率計による結合および未結合標識磁気ナノ粒子の信号の評価をおこなった.さらに測定項目として炎症マーカーであるC反応性タンパクの濃度特性を評価した.その結果,液相中でのC反応性タンパクの濃度測定ができることを確認した.