Effects of pressing pressure for ex-situ MgB2 bulks
下山 淳一, 澤田 百々子, 髙木 菜摘, 須藤 将太朗, 元木 貴則 (青学大)
Abstract:ex-situ法はMgB2多結晶材料の主たる作製方法の一つであるが、粒間結合面積を高めるためには、in-situ法に比べて高温、長時間での焼結反応が必要であると考えられてきた。一方、我々はRE123多結晶体において高圧力下でのプレス成型が焼結に頼らない高密度化手法であることを最近見出した。そこで、市販のMgB2粉末に対して0.6〜3.4 GPaの圧力下で1軸プレスを行い、焼結したところ、高圧下ほど緻密になり、焼結が進行しやすく、かつ臨界電流特性も大きく改善することを見出した。