Progress of ITER TF coil manufacture in Japan
小泉 徳潔, 中平 昌隆, 正木 圭, 松井 邦浩, 井口 将秀, 中本 美緒, 梶谷 秀樹, 尾関 秀将, 櫻井 武尊, 高橋 良和, 葛西 裕磨, 高野 克敏, 安藤 真次 (量研機構)
Abstract:量子科学技術研究開発機構(量研機構;QST)は,ITERにおける日本の国内機関として,ITERトロイダル磁場コイルのうち9個のTFコイル,19個分のTFコイル容器の調達を担当している.TFコイルは,ITERの超電導コイルの中でも最大のコイルであり,かつ,製作の難易度も最も高いコイルである.これまでに初号機の巻線部の製作を完了し、2018年9月の時点では、その80Kまでの冷却試験を実施している.また、TFコイル容器の製作では,欧州向けの2機の製作を完了させて,欧州へ納入済となっている.本講演では,これらの進捗について報告する.