Superconducting Magnet System for the Interaction Region of SuperKEKB (9-3) Operational experience of cryogenic systems for the SuperKEKB Phase II commissioning
宗 占国, 大内 徳人, 有本 靖, 川井 正徳, 王 旭東, 山岡 広, 植木 竜一, 青木 香苗, 近藤 良也, 土屋 清澄 (KEK); 遠藤 友成 (日立プラント メカニクス)
Abstract:2017年4月〜8月にかけて、SuperKEKB最終集束超伝導電磁石システムの2台のQCS-L・Rクライオスタットは実運転状態で冷却され、磁石の励磁試験・磁場測定が行なわれた。その後、QCS電流リードの改良工事、QCS-R冷凍機の自動弁のシート漏れ修理(2017年秋)を行った。2018年2月には、SuperKEKB加速器のPhase II運転に向けて、冷却システムの再度冷却試験を行い、クライオスタットががスムーズに冷却できるように自動制御のパラメータの調整を行うと共に再度の熱負荷測定を実施した。本発表では、冷却システム性能改善と加速器の要素としての初運転について報告する。