J-PARC MUSE超伝導ソレノイド磁石の性能確認

Performance confirmation of the J-PARC MUSE superconducting solenoid magnet


黒澤 宣之, 山崎 高幸, 大畠 洋克, 河村 成肇, 佐々木 憲一, 下村 浩一郎 (KEK); 清矢 良浩 (大阪市大); 青木 正治 (阪大); 高橋 拓也 (大阪市大); 三宅 康博 (KEK)


Abstract:東海村にあるJ-PARCでは、高統計で高強度、長期で利用する事を目的としたミュオンビームラインを建設中である。2セットの超伝導ソレノイド磁石(定格電流178.5A、中心磁場0.5T)を2016年に製作した。 ビームラインへのインストールに先立ち、冷却試験および励磁試験を行い、性能に問題がないことを確認した。また、実際の運用を見据えた掃引速度のテストも行い、掃引速度に対する熱負荷の試験を行った。本発表では、その性能試験結果について報告する。