Development of the practical magnetic-separator unit of the magnetic activated sludge and necessity of the superconductive magnetic-separator unit
渡辺 紡, 酒井 保藏, 荷方 稔之 (宇都宮大); 弓場 誠, 中 聖一 (NEOMAXエンジニアリング(株)); SAHA Mihir Lal (Dhaka 大); 三浦 大介 (首都大)
Abstract:磁気力で活性汚泥を分離する磁化活性汚泥法は、余剰汚泥削減、運転の簡易化、処理安定性などの利点があるが、実用磁気分離装置が未開発であった。本研究では永久磁石による大型磁気分離ユニットを試作し性能評価した。1m×1m×2mのサイズに収まる本ユニットは260m3/日の処理水を分離できた。これにより数千m3/日までのプラントへの磁化活性汚泥適用が可能となった。一方、多くの下水処理(1万m3/日以上)では、一桁以上高速処理が可能な超電導磁気分離ユニットの必要性が示唆された。