Discussion on requirements for introducing superconducting power cables into DC electric railway feeding systems based on thermal analysis
方 是也, 大崎 博之, 寺尾 悠 （東大）； 富田 優 （鉄道総研）
Abstract:超電導ケーブルは電圧降下や回生失効の緩和のほか、変電所間の負荷負担平準化などの効果が期待できるため、直流き電系への導入に関する研究が盛んに行われている。超電導ケーブルの導入を実現するにはケーブルの熱的な特性を明らかにし、安全・安定な運用を保証する必要があると考えられる。本研究では鉄道き電系へ超電導ケーブルの導入条件を明らかにするため、冷媒流路の構造や冷却システムの変更を行いながら、定常時においてケーブルが十分に冷却できるかどうかを着目し解析を行った。