リール式走査型ホール素子顕微鏡によるRoebel導体素線の面内臨界電流密度分布の評価

Characterization of In-plane Critical Current Density Distribution in Roebel Cable’s Strands Based on Reel-to-reel Scanning Hall-probe Microscopy


郭 翔, 上津原 大, 東川 甲平, 井上 昌睦 (九大); JIANG Zhenan, BADCOCK Rodney, LONG Nicholas, BUCKLEY Robert (Victoria University of Wellington); 木須 隆暢 (九大)


Abstract:Roebel導体は、高温超伝導テープ線材で困難とされてきたツイスト構造を持つ大電流容量導体であり、様々な機器への応用が期待されている。一方、その特徴的な素線形状から、電流は加工前の線材の長手方向のみならず幅方向にも流れるため、2次元的な局所均一性の評価が本質的に重要となっており、従来の1次元的な評価では健全性の把握が困難となっている。そこで本研究では、2次元的な評価を行えるリール式走査型ホール素子顕微鏡(RTR-SHPM)によって、2次元シート電流密度ベクトルの面内分布を評価し、Roebel導体の素線の非破壊評価への適用可能性を検討した。