New structure of cryogenic pipe and its operation for a long dc superconducting power transmission line
山口 作太郎, VYATKIN Vladimir, IVANOV Yury, 渡辺 裕文, 筑本 知子, 井上 徳之, 高野 廣久 (中部大)
Abstract:数kmから10kmを越す超伝導ケーブルを想定すると、断熱2重管の高い断熱性能や冷媒のケーブル入口側温度と出口側温度の差が低いことが望まれる。また、冷媒循環のためのポンプ吐出圧は低い方が良い。これらの条件を満たすために新しい断熱2重管構造を石狩プロジェクトでは部分的に利用した。この考え方を本公演では説明する。そして、実験データを元に10km程度の長さのケーブルの循環動力や断熱性能などについて、スケール則を利用して見積りを述べる。