LHC高輝度アップグレード用超伝導磁石の開発 (7)
-200mmショートモデル開発(2)

Development of superconducting magnets for LHC luminosity upgrade (7)
– development of 200 mm long mechanical short model (2)


榎本 瞬, 中本 建志, 菅野 未知央, 川又 弘史, 岡田 竜太郎, 岡田 尚起, 東 憲男, 荻津 透, 佐々木 憲一, 木村 誠宏, 池本 由希子 (KEK); MUSSO Andrea, EZIO Todesco (CERN)


Abstract:欧州原子核研究機構(CERN)のLHC加速器では高輝度化アップグレードを計画している。高エネルギー加速器研究所(KEK)では粒子衝突点近くの超伝導双極磁石(D1)の開発を行っている。磁石は口径150mm、全長7mとなり、超電導コイルにはNbTi超伝導線を用い、磁場は12kA, 1.9Kで5.6 T、積分磁場長35Tmを公称値としている。
現在KEKでは、磁石の機械構造設計や製造の各工程を検証するために、磁石の断面を切り取った形状をもつ、200mm長のショートモデル磁石の開発を行っている。
2015年春季低温工学学会講演ではレーザーカットで製造したカラーおよびヨークを用いて製造工程の検証および、カラーリング、ヨーキングの各工程で測定されたコイル圧力の測定結果について報告を行ったが、本講演ではファインブランキングで作られたカラー、ヨークを用いた、より実機に近い条件で検証した結果および、シェル溶接、液体窒素冷却試験の結果について報告する。