Progress in the development of an HTS magnet for ultra-high field MRI (2015 autumn)
-A small size 10 T class HTS coil-
岩井 貞憲, 宮﨑 寛史, 大谷 安見, 宇都 達郎, 戸坂 泰造, 田﨑 賢司, 野村 俊自, 来栖 努 (東芝); 石山 敦士 (早大); 植田 浩史 (早大/阪大); 野口 聡 (早大/北大); 浦山 慎一, 福山 秀直 (京大)
Abstract:REBCOコイルの高磁場化、および遮蔽磁場の影響評価を目的に、極小口径コイルによる10 T級の高磁場発生の検証を進めている。これまでREBCO線材を用いて、内径50 mm,外径131 mm,ターン数240ターンのシングルパンケーキコイルを22枚積層して構成し、伝導冷却下において中心磁場7.7 Tの発生と0.4Tの遮蔽磁場を観測している[1]。今回、10 T発生の実現に向け、一部パンケーキコイルの改良を行った。本発表では、改良後のコイル構成、および伝導冷却試験結果について報告する。
1. 宮﨑寛史 他:第90回2014年度秋季低温工学・超電導学会講演概要集, 3B-p06(2014)