Baseline assessments for RE123 splitting wire and its coil toward NMR development
金 新哲 (理研); 小黒 英俊 (東北大); 松田 徹朗 (東工大)
Abstract:次世代の高磁場NMRの実現に向けて、我々はRE123スプリッティング線材の研究開発を進めている。これまでの実験評価では、RE123スプリッティング線材の製造と性能に調べてきた。初歩的な研究による結果では、線材の臨界電流と機械強度及び遮蔽電流磁場の性能において大きな改善が得られているが、NMR・MRIマグネットへの応用にはコイルにおける評価が必要である。本研究ではRE123スプリッティング線材より作製した線材・コイルを用いて、最高磁場15Tで最大500Aの通電によるフープ応力の耐性などについて調べたので、その結果を含めて開発現状を報告する予定である。