HIP法で作製したTiドープMgB2超電導バルクの微細組織観察

Microstructure observation of the Ti doped MgB2 superconducting bulk magnets fabricated by HIP method


吉田 卓史, 内藤 智之, 藤代 博之 (岩手大)


Abstract:以前の発表で我々は、高圧合成法の一つであるHIP (Hot Isostatic Pressing)法を用い、さらなる超電導特性の向上を目的としてTi ドープMgB2超電導体バルクを作製し、4.6 Tの捕捉磁場を実現することに成功した。
本研究では、EPMA(Electron Probe Micro Analysis)を用いて観察したバルク中の元素分布などを踏まえ、ピン止め点の強化におけるTiドープの効果について議論する。