分散Sn法Nb3Sn線材の実用化開発

Practical Development of Distributed Tin processed Nb3Sn wire


川嶋 慎也, 財津 享司 (神戸製鋼); 村上 幸伸 (JASTEC)


Abstract:高臨界電流のNb3Sn線材の開発により、NMRマグネットのコンパクト化が可能となることを期待し、高磁場高特性を示す分散Sn法を用い、低銅比Nb3Sn線材の開発を行っている。これまでの小規模クラスの単重で高性能線材の開発に成功しており、今回、製品規模の50kg級の試作を行い、再現性良く、overall Jc=277A/mm2(18T,4.2K)を得たので報告する。