Development of superconducting magnets for LHC luminosity upgrade (4)
- test coil fabrication
菅野 未知央, 中本 建志, 榎本 瞬, 川又 弘史 (KEK); 徐 慶金 (IHEP); 東 憲男, 岡田 尚起, 池本 由希子, 飯尾 雅実, 荻津 透, 木村 誠宏, 佐々木 憲一, 山本 明, 吉田 誠 (KEK)
Abstract:CERN-LHC加速器の高輝度化アップグレード計画の一環として、
KEKでは2カ所の衝突点(ATLAS、CMS)の前後に設置されるビーム分離用大口径超伝導双極磁石(D1)
の概念設計、研究開発を進めている。これまでに、コイル口径φ150 mm、積分磁場長35 Tmという磁石
仕様を満足する磁石設計を行い、現在は2mテストコイルの製作を進めている。本講演では、Cu/NbTiラザフォード
ケーブルを用いたコイル巻線、キュアリング及びコイルサイズ測定の結果について報告する。さらに、巻線で観察
された問題を反映したコイル設計のアップデートについても言及する。