REBCO線材の超電導特性のばらつきが遮蔽電流磁場に与える影響

Influence of Nonuniformity of Superconductivity Characteristics in REBCO tapes on Screening Field


松見 絢子, 今市 洋平, 持田 歩, 有谷 有汰, 齋藤 隼, 王 韜, 石山 敦士 (早大); 植田 浩史 (阪大); 宮﨑 寛史, 戸坂 泰造, 野村 俊自, 来栖 努 (東芝)


Abstract:我々は、経済産業省プロジェクトである「高温超電導定磁場コイルシステムの研究開発」で、10T級(9.4T)のヒト全身用MRIの実現を目指している。高温超電導コイルにおいて,高温超電導線材がテープ形状をしているため,遮蔽電流が顕著に誘導され,それによって生じる磁場がコイルの発生磁場の空間的均一性や時間的安定性を損なう可能性がある。また線材内部での臨界電流分布は均一ではなく、この不均一性が設計磁場、遮蔽電流磁場に更に影響を与えることが考えられる。そこで今回は、線材内部の超電導特性の不均一性が遮蔽電流磁場に与える影響を評価することを目的とし、これまでに開発した3次元電磁場解析手法を用いて、上記プロジェクトで設計・検討を行っている200mmφ、10T級均一磁場発生コイル等を対象として、評価・考察したので報告する。