RE123溶融凝固バルクの臨界電流特性に対する原料粒径とCIP成型の効果

Effects of particle size of starting powder and CIP on critical current properties of RE123 melt-solidified bulks


瀬戸山 結衣, 下山 淳一, 山木 修, 山本 明保, 荻野 拓, 岸尾 光二 (東大); 今 康一, 市川 直樹 (ティーイーピー)


Abstract:RE123溶融凝固バルクにおいて、結晶育成時に試料内に残存した不活性ガスにより生成するボイドは、機械的強度低下および超伝導特性劣化の一因である。本研究ではボイドの低減を目的に、平均粒径の異なるY123相原料粉末(0.71, 4.58 μm)から作製した2種類の前駆体に対し、200もしくは300 MPaの冷間等方圧加圧(CIP)を行い、溶融凝固後の最終組織およびJc特性を評価した。その結果、微細原料粉末の使用とCIP成型がボイドの生成抑制に有効であり、バルク内の均一性改善、Jc向上に繋がることが明らかになった。前回までに報告したRE混合バルクについても微細粉末からの作製を試み、より本質的に現れたRE混合に対するJc改善効果を評価する。