Bi-2223テープを用いた高性能超伝導直流ケーブルの電流容量の検討

Estimation of Current-carrying Capacity of Innovative Superconducting DC Cable with Bi-2223 Tapes


松下 照男, VYATKIN Vladimir S., 木内 勝, 小田部 荘司 (九工大); 大屋 正義 (住友電工)


Abstract: 縦磁界効果を用いて構造を最適化することにより超伝導直流ケーブルの電流容量を増大できることを示してきた。今回はBi-2223テープによる1層のケーブルのシミュレーション実験の結果を基に、3層のケーブルを構成したときに電流容量がどのようになるかを計算により検討した。その結果、3層での最適構造とした場合、磁界の増加にもかかわらず電流容量は1層の場合のほぼ3倍となった。一方、従来型のケーブルでは磁界の増加のため、2.8倍程度の増加にとどまった。このため、最適構造とすることで従来型よりも13.2%の特性向上となった。