Properties of Fe(Te, Se) superconductin tape fabricated by a chemical-transformation PIT process
井澤 宏輝, 水口 佳一 （首都大）； 高野 義彦 （NIMS）； 三浦 大介 （首都大）
Abstract:我々は、構造相変態法を用いたFe(Te, Se)線材の作製を行っている。この手法ではアニールすることにより鉄シースから鉄を線材コアへと供給し、ヘキサゴナル相Fe(Te1-xSex)1+dからテトラゴナル相Fe(Te1-xSex)へと線材コアを化学転移させる。アニール温度と相転移および超電導特性の間には明確な関係が見られた。本講演では、温度および線材コア組成の条件を変化させたFe(Te1-xSex)テープ線材の超伝導特性について最新の結果を報告する。