分散Sn法Nb3Sn線材の開発

Depelopment of Distributed Tin processed Nb3Sn wire


川嶋 慎也, 財津 享司 (神戸製鋼); 村上 幸伸 (JASTEC)


Abstract:高臨界電流のNb3Sn線材の開発により、NMRマグネットのコンパクト化が可能となることを期待し、高磁場下で高特性を示す分散Sn法を用い、低銅比Nb3Sn線材の実用化に向けた開発を行った。銅比0.34の線材にて良好な加工性を確認し、overall Jc=264A/mm2(18T,4.2K)を得たので、その諸元について報告する。