1P-p26

遺伝的アルゴリズムを用いた磁束クリープ・フローモデルのパラメータ解析における評価関数の検討

Investigation of evaluation function of parametric analysis of flux creep flow model with genetic algorithm


南 潤, 瓜生 幸太郎, 石橋 知裕, 木内 勝, 小田部 荘司 (九工大)


Abstract:磁束クリープ・フローモデルを用いることで、超電導体の電界・電流特性を決定するピンニング特性を解析することが可能である。計算において材料固有のパラメータを適切に設定する必要があるが、これは遺伝的アルゴリズムを用いることでパラメータ探索が可能となる。
本研究では評価関数に着目し、様々な評価関数を考案し解精度や収束度の向上、また探索時間の短縮を検討した。さらに、GPGPUを用いて並列演算を試みた結果、計算速度をCPUのみの計算に比べて約30倍の向上させることが出来た。