高磁場加速器用磁石のためのNb3Alラザフォードケーブルの開発

Development of Nb3Al Rutherford Cable for High-Field Accelerator Magnet Applications


土屋 清澄, 中本 建志, 寺嶋 昭男 (KEK); 伴野 信哉, 飯嶋 安男, 二森 茂樹, 瀧川 博幸, 菊池 章弘, 竹内 孝夫 (NIMS); 黒田 義隆, 丸山 光大, 吉田 雅史, 高尾 智明 (上智大); 中川 和彦 (日立電線); Emanuela Barzie, 山田 隆治, Alexander Zlobin (Fermi Lab.)


Abstract:私たちは大型加速器のアップグレードを目的とするNb3Al高磁場加速器用超電導磁石を開発しています。
このプログラムでは、わずかに異なった4種類のTa-マトリクスNb3Alストランド(K1、K2、K3、およびK4ストランド)が、設計し、作製されました。
これらのストランドの非Cu Jc値は4.2K、15Tで700~800A/mm2でした。
フェルミ国立加速器研究所でこれらのストランドからケーブル製作をした後に、そのケーブルから抽出されたストランドを使用することでケーブルの超伝導の特性を研究しました。
今回は、私たちはストランドとケーブルの加工経験と、この研究から得られた結果を報告します。