高速度カメラによるスラッシュ窒素(オーガ法)の粒子径計測

Measurement of Diameters of Slush Nitrogen Particles (by the Auger Method) using High-speed Photography


駒込 敏弘, 仲村 直子, 大野 隆介, 池内 正充, 矢口 広晴, 町田 明登 (前川)


Abstract: 高温超電導ケーブルの冷媒として固体-液体の二相流体であるスラッシュ窒素の研究を行っている。スラッシュ窒素を工業レベルで使用するためには、搬送動力低減の問題から小さく均一な固体粒子の生成が必要となる。そこで、これまでに開発した装置が生成する固体窒素の粒子径や粒径分布を調べるため、高速度カメラを用いて粒子の観測を行った。本報告では、主にオーガの回転速度と粒径の関係などについて発表を行う。
 なお、本研究は「イットリウム系超電導電力機器技術開発」として新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受けて実施している。