中村 武恒 (京大)
Abstract:本講演では、我々が研究開発している高温超電導誘導/同期機について、同回転機を発電動作させた場合の基礎検討結果を説明する。理論的予測にもとづいて試作機で実験したところ、かご形誘導機の簡易な構造であるにもかかわらず、高効率な同期発電が実現可能であることを実証することができた。また、かご形回転子巻線の接触抵抗と発電特性の関係や、高出力化の実現法など、多角的に検討したので、その結果を報告する。
2010年秋季低温工学・超電導学会