Development of the cryogenic target for Fast Ignition of Laser Fusion -Mechanical issues of assembled target at cryogenic environment-
岩本 晃史 （NIFS）； 藤村 猛 （阪大）； 坂上 仁志 （NIFS）； 中井 光男, 乗松 孝好 （阪大）； 砂原 淳 （レーザー総研）
Abstract:高速点火用ターゲットは、固体燃料層を含むプラスチックシェル、点火レーザーをガイドする金製コーン、シェルに直接燃料を供給するガラス製燃料供給管からなり、接着剤を使用してそれらを一つのターゲットに組み立てている。
燃料が固体水素（同位体）であるため、室温で組み立てられたターゲットは10K程度まで冷却される。
このとき、異種材料で構成されるターゲットに対し、材料間の熱収縮差による機械的な問題や、それに起因する変形が核融合反応効率へ及ぼす影響などを考慮する必要がある。
本報告ではANSYSを使用した解析の結果から、冷却に起因するターゲットの機械的な課題とその対策の検討について報告する。