講演時間は切り替えを含めて一分以内です。初日は 32 件ですが，展示会参加企業からのプレゼンもあります。二日目も 34 件の発表ですから余裕時間は全くありません。
各自 60 秒以内という短い時間で紹介してもらいます。
ここで，うまくイントロダクションをしておけば，ポスター発表の現場では聴衆の興味に合せていきなり本題に入れます。
聴衆の方も，このショートプレゼンテーションで ある程度目星をつけ，限られた時間で自分の本当に聴きたい発表を集中して聴くことができます。

以下の要領で行います。円滑なセッション運営のためみなさんのご協力をお願いします。

書画カメラを用意しています。今までのように OHP シートを用意していただく必要はありません。
プレゼンテーション用に A4 の紙をご用意ください。
コンピュータからのプレゼンテーションはできません。
書画カメラを映写する同じスクリーンの右端に確認のための講演番号と残り時間をプロジェクターから映写します。

1. 講演シートの準備
   講演 シートを各自用意してください。
   時間が 60秒に限定されていますから，何枚もの講演 シートで説明するのは無理です。
   原則として 1 枚から 2 枚で要領よくまとめてください。
   講演番号と発表題目を一枚目の最初に書いてください。
   本質的なところはポスターの現場で丁寧に話せばいいので，
   　　　研究の動機
   　　　問題意識
   　　　研究の背景
   といったイントロダクションを中心として，なおかつ結論を要領よくまとめてください。
2. 登壇準備
   講演番号の順で講演を行います。講演の 10 分前には演壇の下の所定の場所に順番に並んでください。
   この際，発表者の印として名札をお渡しします。これは，該当のポスターセッションが終わるまで胸に付けてください。
   セッションの終了時には所定の場所あるいは受付まで返してください。
3. マイクの受け渡し
   発表用のマイクは二つ用意します。
   次の発表者は，マイクを持って側に控えてください。
   ＃ マイクの数が揃わない場合は円滑な受け渡しにご協力ください。
   時間がきたら前の発表者を押しのけるぐらいでないと自分の発表時間が減ります。
4. 講演シートの置き方
   書画カメラに向かって自分が見える方向に置いてください。
   要するに普通に置けばいい(^_^)
5. 発表時間/ 時間管理
   時間管理用に講演番号を入れた「進行用 PPT」 を用意します。
   60秒以内で紹介してください。
   タイマーの表示が零になったら即座に講演を中止してください。
   質問は受け付けません。

「手短か紹介」は，自己アピールするいい機会です。口べたな人は要領のいい講演シートの作成に力を注いでください。
60 秒という時間は短いようですが，工夫次第で多くの情報を伝えることができます。
健闘を祈ります。