RE系超伝導体における金属不定比性と超伝導特性

Cation Nonsotichiometry and Superconducting Properties of RE-Based Superconductors


下山 淳一, 加來 宏一, 佐藤 伸也, 荻野 拓, 堀井 滋, 岸尾 光二 (東大)
shimo*sogo.t.u-tokyo.ac.jp


Abstract:RE123およびRE247の金属不定比性と超伝導特性の関係を系統的に調べており、Y123、Dy123さらにY247でもREのBaサイトへの置換が起こり、Tcが大きく低下することを確認した。また、Cuリッチの仕込組成から作製したY123ではTcが50 K以下に大きく低下する場合があることも見出した。これらは非平衡状態で作製する薄膜の特性を理解するうえで重要な情報である。