準安定オーステナイト系ステンレス鋼の極低温疲労き裂進展挙動に及ぼす磁場の影響

High Magnetic Field Effect on the Cryogenic Fatigue Crack Growth Behavior of Metastable Austenitic Stainless Steel


進藤 裕英, 竹田 智, 成田 史生 (東北大)
yshindo*msws.material.tohoku.ac.jp


Abstract:極低温・強磁場下におけるオーステナイト系ステンレス鋼SUS 304の疲労き裂進展試験および弾塑性有限要素解析を行い,極低温き裂進展速度に及ぼす磁場の影響を解明した。また,フェライトスコープによるマルテンサイト量測定および走査型電子顕微鏡による破面観察を行い,き裂進展メカニズムについて検討・考察を加えた.