Study of cryogenic cooling system for superconducting cable
池内 正充, 大野 隆介, 仲村 直子, 矢口 広晴, 町田 明登 （前川）； 野口 裕, 鬼頭 豊, 三村 智男, 本庄 昇一 （東京電力）； 渡部 充彦, 増田 孝人 （住友電工）
masamitsu-ikeuchi*mayekawa.co.jp
Abstract: 昨年度より開始された高温超電導ケーブル実証プロジェクトは，300m級高温超電導ケーブルを実系統に接続した実証試験を行う計画である．冷却システムに関しても，将来の超電導ケーブル実用化を見据えたうえで，実証試験中のケーブル冷却を安定して行うことが求められる．これまで，実証試験用ケーブルの熱負荷をもとに，冷凍機等構成機器の選定，高信頼化のための冗長化，制御方法，異常時の対応方法等につき検討を行ってきた．今回は．これらの検討結果に関し報告を行う．
本研究は「高温超電導ケーブル実証プロジェクト」として新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）から委託を受けて実施したものである．