J-PARCニュートリノビームライン用超伝導電磁石システム(19) --冷却系コミッショニング--

Superconducting magnet system for the J-PARC neutrino experiment(19) --Commissioning results of J-PARC cryogenic systems--


槙田 康博, 大畠 洋克, 木村 誠宏, 岡村 崇弘, 佐々木 憲一, 中本 建志, 都丸 隆行, 飯田 真久, 田中 賢一, 荒岡 修 (KEK); 市原 直 (三菱電機); 伊藤 厚之 (大陽日酸)
makida*post.kek.jp


Abstract:現在、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同で建設している大強度陽子加速器J-PARCにおいて、陽子ビームを利用した次期ニュートリノ振動実験計画が進行中である。超伝導ニュートリノビームラインは、2008年12月に建設が終了し、2009年1月から2月下旬にかけて冷却系を含む超伝導電磁石システムのコミッショニングが行われた。本報では、超伝導電磁石システムの冷却試験結果について報告する。