Design of 15T superconducting magnet system and variable temperature insert for investigations on the properties of neutron irradiated superconductors.
奥井 良夫, 広瀬 量一, 伊藤 聡, 宮田 斉 （JASTEC）； 尾崎 修 （神戸製鋼）； 西村 新 （NIFS）； 竹内 孝夫 （NIMS ）； 西嶋 茂宏 （阪大）； 渡辺 和雄, 四竃 樹男 （東北大）
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Abstract:中性子照射した超電導試料の臨界電流評価システムを，2008-2010の3ヵ年で東北大学金属材料研究所付属量子エネルギー材料科学国際研究センターの放射線管理区域に導入する計画である。システムは，超電導マグネット，温度可変インサート，臨界電流計測システムからなる。超電導マグネットは，無冷媒運転で52ｍｍの室温空間に15Ｔ以上の磁場を発生する。鉄シールドで遮蔽され，外部への漏洩磁場を0.5mT以下に抑制する。温度可変インサートは35mm ボアのサンプル空間を4-10Ｋの範囲で温度制御しつつ，最大500Ａのサンプル電流を通電する。本報では，2008年度に実施したマグネットシステムと温度可変インサートの概念設計について述べる。