低温カプラと漏れ

The cryogeniccapula and a gas lealk.


小田嶋 豊 (理研)
y-odashima*ka.baynet.ne.jp


Abstract:私達液体ヘリウムを供給する側では、大型ヘリウム容器から利用者が使用する液体ヘリウムを小さいヘリウム容器(小さい容器100L前後:小分け容器とも呼ぶ)に小分けする際、冷たい蒸発したヘリウムガスを大気放出しないで回収配管で回収し、再び精製し液化します。その際、一般的には、小分けへりウム容器と回収配管を繋ぐ「物として」生ゴムホ-ス、ねじ式ジョイント等を使用しています。しかし、私が低温工学でも発表した低温カプラ(特許登録済)は、常温でも、低温(30k〜50k)でも漏れない。割れない。低温で取り外しができる優れものです。今回発表します低温カプラは、以前発表した低温カプラと違った低温カプラです。特許登録せず一般広めようかと考えています。
この低温カプラを開発にあたって漏れとは何かということを考えました。
今回の発表は、この低温カプラの発表と。また、漏れについて皆さまにお聞きしたいと考えています。