Development of a small size superconducting bulk magnet system using a 13 K refrigerator
横山 和哉 (足利工大); 岡 徹雄 (新潟大); 能登 宏七 (岩手大)
k-yokoyama*ashitech.ac.jp
Abstract:超伝導バルク磁石は小型,軽量であるため取り扱いが容易で,かつソレノイドタイプ磁石と異なる円錐型の独特な磁場分布を形成する。本研究は13 K冷凍機を用いたパルス着磁専用のバルク磁石装置の開発を目指す。着磁方法をパルス着磁に限定することにより磁極を短くすることができ,装置全体の小型化が可能である。本文ではφ60 mmのGd系バルク体を用いて,単発のパルス磁場を印加する実験を行った。最大値7.74 T,立ち上がり時間10 msのパルス磁場を印加した時,バルク体直上の捕捉磁場は2.43 Tであった。